雨池

静かに過ごせることで知る人ぞ知る存在になっている雨池。山頂ロープウェイ駅や麦草峠から近いうえに標高差も少ないので、気軽に歩きたいときには打ってつけの場所です。北横岳や白駒池の喧騒から逃れたいときには選んでみるのも良いかと思います。

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「雨池」は名前のとおり「雨が溜まってできる池」です。秋になると干上がっていることもあるので、台風シーズンが終わった直後までに行くことをおすすめします。

ルート

麦草峠からは茶臼山・縞枯山を経由して行かれる方が多いのですが、ここでは最短ルートの下道をご紹介します。起伏が少なくて歩きやすいのでのんびり雨池で過ごしたい気分のときにはこちらを選びたくなるからです。

またロープウェイに乗って山頂駅から降りることもできます。写真がないのでご紹介はできないですがこちらの方が歩きやすいです。ただし標高差が200mあるのでお好みは分かれそうです（機会があれば追記します！）

所要時間（市販地図を参照してます）
・ 麦草峠から１時間
・ 山頂駅から１時間

雨池への道

麦草峠のバス停と駐車場です。早朝に到着すると朝靄がとても美しく、夏には必ず訪れています。

麦草峠からは雨池へ向かうにはまずメルヘン街道を横切ります。すぐにこの場所に着くので右に曲がってください。左側の道は茶臼山と縞枯山を縦走するルートです。

雨池へのルートは人通りが少ないのですが道は整っています。双子池までは起伏も少ないので初心者の方でも安心して歩けると思います。

ただし笹が生えているところはご覧のように埋もれていることも多いです。うっすら残っている跡を辿りましょう。長くは続かないはずなので安心してください。

林道へ出たら雨池までは20分ぐらいです。狭い道を歩いてきたので開放感に満たされると思いますよ！看板に従って進んでください。

この木道が見えたら雨池はもうすぐです。泥濘に落ちないように気をつけて歩いてくださいね。

雨池

雨池に到着しました！これぐらい水が溜まっていたら良い方だと思います。こちらが日陰になりますので真夏の朝であればここで朝ごはんを食べてもいいかもしれません。ベンチはないので座りやすい岩などを見つけましょう。

北側の方が広々とした空間があります。夏場だと７時を過ぎると日差しが強くて座っていられないのですが、春秋でしたらこちらで休憩を取るのがいいかもしれません。

視界が開けているのは先程の南端とこの北端、あとは縞枯山荘から降りてきた西側です。休める場所は限られているのですが、人が来ないのは間違いないので静かに過ごしたい人にはおすすめします！

もしご興味が湧きましたら詳しい関連記事「北八ヶ岳 池めぐり」もご覧ください！

アクセス

コロナウィルスの影響により
運行状況が変わっているかもしれません。
必ず事前にご確認ください！

北八ヶ岳ロープウェイ、麦草峠には茅野駅からバスで行くことができます。雨池は近いので日帰りでもゆっくり過ごせます。アルピコ交通HPに茅野駅発のバス時刻表が載っているので参考になさってください。

アルピコ交通（茅野駅発バス）　　

茅野駅からロープウェイ三重駅行きのバスが出ています。目的地によっては麦草峠行きのバスも合わせて調べてみるといいかもしれません。

北八ヶ岳ロープウェイ時刻表

通年営業のロープウェイです。最終が思ったよりも早いので乗り遅れないように注意してください。夏場は日差しが長いので遅くまで遊びがちです。帰れなくなっているということがないようにしましょう。

茅野駅時刻表