赤城山

6月中旬の週末、ツツジの見頃は過ぎつつありましたが、梅雨入り前の最後の快晴ということで赤城山へ行ってきました。百名山ではありますが想像よりは混雑もしていなく、透き通った湖と合わさった美しい風景を楽しむことができました。

ポイント

・標高1800mの高度感が気軽に味わえる!
・5月下旬〜6月上旬に楽しめるツツジ

赤城山とは大沼を囲む山(黒檜山、駒ヶ岳など)の総称になります。数多くの山があるのですがルートが分かりにくくなるので地図への記載は省略させていただきました。

目次

アクセス

赤城山への直通バスは前橋駅から出ています。人気の百名山ということもあってシーズン中は混み合います。登山口までは80分かかるので座席を確保することをお勧めします。1本早い電車で向かって列に並ぶのも良いかもしれません。

前橋駅時刻表 (両毛線)

赤城山直通バス

県立赤城公園ビジターセンター

ルート

登山口から稜線に上がり、駒ヶ岳、黒檜山と縦走していくルートです。帰りのバスはビジターセンターが始発になります。2つの登山口の間にある赤城神社に登山前に立ち寄りたい場合、黒檜山登山口をスタートにしても良いでしょう。

所要時間(市販の地図参照)
・駒ヶ岳登山口 → 駒ヶ岳 1時間
・駒ヶ岳 → 黒檜山 1時間
・黒檜山 → 黒檜山登山口 1時間
・黒檜山登山口 → ビジターセンター 30分

登山口〜駒ヶ岳への稜線

6月中旬の週末、ツツジの見頃としては終わりかけになりますが、駒ヶ岳登山口付近の駐車場はほぼ満車です。雲一つない青空だからでしょうか、皆さん期待していらっしゃってるのでしょうね。

駐車場から少し歩いたところに立っているこの看板が目印です。葛折りの坂を30分ほど登っていきます。百名山ということもあり、整備された歩きやすい道です(写真がなくてすいません!)

稜線が近づいてくるとツツジが見えてきます。残っていて良かった… ピーク時でしたら登山口から沢山見られると思います。

坂を登り切ったところにベンチがありますので休憩しましょう!

登山口からの坂とは違って、駒ヶ岳までの山頂への稜線は緩やかです。景色も良くて気持ちよく歩けます。

駒ヶ岳山頂

駒ヶ岳山頂はそんなに広くありません。もし休憩するのであれば先ほどのベンチの方が良いかもしれません。

でも景色は最高です!こちらは桐生側(前橋とは反対側)

大沼とツツジのセットは絶対に撮りましょう!皆さんここで足が止まります。

黒檜山へ

黒檜山へは鞍部へ降りてから登ることになります。100mほど下がるので苦笑いが出てしまいそうです。

鞍部へ降りてきました。目の前に見えるのが黒檜山です。このルートの良いところは休憩ポイントが沢山あることです!

(また写真がなくて申し訳ないのですが…)見上げるとそれなりに急勾配なのが分かります。午前中は日差しが照りつけてくる方角なので体力が奪われていきやすいですが、休憩をしっかり挟めば無理なく登れるかと思います。

黒檜山山頂

黒檜山の山頂は駒ヶ岳とは全く異なるぐらい広いです。ここでお昼を取っている方も多いので荷物を下ろしてしまいたくなるのですが、展望地はこの先10分ほど歩いたところにあります。山頂は樹林に囲まれているので展望は良くありません。

展望地に着きました。谷川岳など新潟の山脈が広がっています!山頂よりも広いので混雑していなければこちらで休憩することをお勧めします。

緑に映える残雪が火照った身体には涼しげに感じられます。

大沼へ(下山)

黒檜山からの下山ルートは駒ヶ岳よりも歩きにくいです。写真のような大きな岩を登山口まで降りていきます。

途中、傾斜が無くなった日当たりの良いところにツツジが咲いています。ストレスが溜まりやすい道なのでひと休みしてもいいかもしれません。

見下ろせば赤城神社。あの美しい湖で誰もが泳ぎたいと思っているはず!

(ブログにするつもりがなくて撮影しなかったのですが)赤城神社から見た大沼です。ジュースを買って飲みながらのんびりと湖畔を巡って帰りました。

まとめ

百名山ということもあり近くの谷川岳のように行列になることを少しだけ心配していたのですが、稜線以外では誰にも会わない時間も続いたりと想像以上に静かな山登りができました。

ピーク時期に合わせられれば大沼辺りでもツツジが見られるのでまた機会があれば再訪してみたいと思います。

黒檜山の坂道は歩きにくかったので、体力のあるうちに通り過ぎてしまうルート(今回とは逆ルート)の方がもしかしたら良いかもしれないとも思いました。

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