根石岳

静かな穴場といえばこの根石岳だと思っています。有名な天狗岳と硫黄岳に挟まれているのですが、公共手段では日帰りで帰れる距離にないので縦走する人しか通りません。

ポイント
  • 貴重なコマクサ群生地
  • 人通りの少ない静かな山域
目次

ルート

車利用であれば桜平から2時間半で登頂出来てしまいます。根石岳の直前まで眺望は期待できませんが、シラビソや可憐なオサバグサといった魅力あふれる森歩きを楽しむことができます。

しかし陸の孤島のような場所にあるため、公共手段のみですと日帰りが難しくなります。どのバス停からも桜平からの2倍ほどを歩かなくてはいけません。コースタイムはバス停によりますが片道4時間半〜6時間半にもなりますので、1泊2日の予定で向かうのが無難であるように思います。

コースタイム(市販の地図参照)
🚗 桜平から 2時間半
🚌 渋の湯から 4時間半

山頂

冬山の写真になってしまうのですが箕冠山から見た根石岳。左下の平らな広がりに根石岳山荘があります。20分ぐらいで登れるので下から眺めても「丘」という感じを受けるかもしれません。(そんなわけで山の写真をあまり撮らずに今日まで来てしまいました…)

天狗岳を眺めるならやはり1番の山頂ですね。この辺りは20分置きぐらいに箕冠山、根石岳、東西の天狗岳と山頂が続きます。隣り合っていますが風景は全く違ってくるので是非見比べてみてください。

根石岳山頂から見下ろした峠(白砂新道入口)です。日差しが強いほど陰影が美しいと個人的には思っていて、夏の朝、晴れてくれたらこの山を目指したくなります。この名も無い峠を美しく撮れるようになるのが当面の目標だったりして。

最後に忘れてはならないのがコマクサですね。八ヶ岳で生えているのは根石岳山荘前と台座の頭(横岳の近く)だけです。ロープを貼られていますが撮影するには十分に近づけるので立ち寄ってみてください!7月中旬が見頃と言われています。

山小屋

コロナウィルスの影響により
営業状況が変わっているかもしれません。
必ず事前にご確認ください!

根石岳山荘

根石岳山頂までわずか20分の稜線上にあります。冬場でも週末営業しているのがありがたいです。しかも湯船があります!ただしテント泊はできないので希望される方は次の2つを選ぶことになります。

オーレン小屋

こちらも湯船があります!そして桜鍋(馬肉のすき焼き)が有名な山小屋です。目の前に沢が流れているので、夏場は涼を撮りながらのんびりできるのが好きです。テント泊をするのであればこちらと次に紹介する本沢温泉になります。

沢温泉

こちらは本物の温泉があります!(といっても他の二つも湯船があるのが凄いぐらいですが)冬季は夏沢峠から上がることになりますが30分程度の遠回りですので、時間に余裕があれば居心地の良さは一番ではないでしょうか。

アクセス

コロナウィルスの影響により
運行状況が変わっているかもしれません。
必ず事前にご確認ください!

美濃戸口・麦草峠からの最終バスが夕方までとなっているので、夜行バスなどの早朝着でない限り、バスでの日帰りは難しいと思います。余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう!

アルピコ交通(茅野駅発)

八ヶ岳の玄関口の一つである茅野駅からのバスです。美濃戸口・麦草峠行きともにバスが出ていますので、まずはこちらから調べてみると良いかと思います。お盆や連休だけは混み合うのですが、しっかり増発してくれますので、駅に着いても慌てないようにしてください。登山前に怪我したら笑えないですよね。

野駅時刻表(JRホームページ)

毎日アルペン号(東京発・夜行バス)

東京から桜平まで直行できる夜行バスです。竹橋/新宿/八王子から乗車できます。22時台出発なので帰宅して着替えてからでも間に合うのが助かります。お盆や連休だけは混み合うので1ヶ月前から予約状況を確認しておくといいでしょう。

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