天狗岳

八ヶ岳の中では初心者の日帰り登山として挙げられることの多い山です。右側が東天狗岳、左側が西天狗岳。まとめて天狗岳と呼ばれています。登山口からの距離は片道4時間程度としっかりあります。また山頂付近には高山特有のガレ場(岩だらけの坂)も出てくるので、登頂できれば山に対しての恐さも和らいでくるかと思います。

ポイント
  • 八ヶ岳連峰の中心
  • 最北端の蓼科山から南は赤岳までの展望
  • 初心者の日帰り登山に最適(車利用限定)
目次

ルート

コースタイム(市販の地図参照)
🚗 唐沢鉱泉から 3時間
🚌 渋の湯/白駒池から 4時間

日帰りを考える場合には唐沢鉱泉からの車利用になります。近くに「渋ノ湯」というバス停があるのですが最終バスがかなり早い時間なので多くの人は間に合わないかと思います。夜行バスで白駒池に来られなければ宿泊前提で考えることになるでしょう。

登山口コースの写真は厳冬期しかないので、雪解け後に撮ったら載せます!

八ヶ岳連峰の中心に位置しているので、最北端の蓼科山から南は赤岳まで眺めることができます。柔らかな北八ヶ岳、険しい南八ヶ岳という言葉がよく分かる場所です。北八ヶ岳はなだらかに森が広がっています。

左奥に見えるのが蓼科山。北横岳、縞枯山、茶臼山と続いてきて、真ん中の切れ目がメルヘン街道へ繋がる麦草峠。中央線・茅野駅と小海線・八千穂駅を結ぶバスが走っています( 東天狗岳からの風景 )

北八ヶ岳よりは険しい山が並んでいるのがお分かりになりますでしょか。写真真ん中の左手が根石岳。中央に平らに広がっているのが箕冠山(みかぶり山)その奥には硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳という標高の高い稜線が続きます( 西天狗岳からの風景 )

冒頭の写真を見ていただくと分かりますが「天狗岳」には東西二つの頂きがあります。こちらは西天狗から見た東天狗岳ですが非常に近いことが分かって頂けるかと思います。

渋の湯、白駒池といったバス利用の登山口から来たときに拠点となる「黒百合ヒュッテ」はこの中山峠付近にあります。「黒百合平」と指されている方向へ歩いてください。北八ヶ岳はこの中山峠を越えると一気に展望が開けます。待ち望んだ稜線歩きができますよ!

山小屋

コロナウィルスの影響により
営業状況が変わっているかもしれません。
必ず事前にご確認ください!

黒百合ヒュッテ

ビーフシチューで有名な黒百合ヒュッテ。八ヶ岳は稜線上にテントを張れる場所がないので、テント泊縦走では重要な拠点になります。小屋主での米川さんは天皇陛下が八ヶ岳にいらっしゃった時にご案内をされた有名な方です。令和初日には信毎新聞に記念記事が掲載されました。

根石岳山荘

根石岳山頂までわずか20分の稜線上にあります。テント泊はできませんが天狗岳からも最寄りです。黒百合ヒュッテとの違いは湯船があることです。ルートによっては選択肢に入れていいと思います。

アクセス

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渋の湯からの茅野駅行最終バスが午後早いので、夜行バスによる早朝着でない限り、バスでの日帰りは難しいと思います。余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう!

アルピコ交通(茅野駅発)

八ヶ岳の玄関口の一つである茅野駅からのバスです。お盆や連休だけは混み合うのですが、しっかり増発してくれますので、駅に着いても慌てないようにしてください。登山前に怪我したら笑えないですよね。

茅野駅時刻表(JRホームページ)

日アルペン号(東京発・夜行バス)

東京から白駒池/麦草峠まで直行できる夜行バスです。竹橋/新宿/八王子から乗車できます。22時台出発なので帰宅して着替えてからでも間に合うのが助かります。お盆や連休だけは混み合うので1ヶ月前から予約状況を確認しておくといいでしょう。

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